新規事業戦略立案

新規事業戦略とは?

新規事業を立ち上げるにおいて、現場で実際に実行する側とマネジメントとして実務部隊を管理する側に分かれます。この2つの異なる立場の人々が、意見を戦わしながら、それでもきちんと連携、助け合いながら進めていくことが非常に重要です。

そのためにも全社として、新規事業についての戦略をきちんと定め、係わり合いのあるメンバーの共通認識としておく必要があります。

新規事業の戦略というと、何か成功への必勝法を提示することのようにイメージされることも多いかもしれません。弊社も、残念ながらまだ確実に新規事業を成功させる法則を発見できていません。

しかし、数多くの新規事業プロジェクトを経験すると、いくつかの重要な法則があることに気付きます。

  • リスク/リターンによって作成される新規事業ポートフォリオを持つ。
  • アイデア段階で、候補を絞り込みすぎない。
  • 実行が重要。そのために、現場に任せる。そして、しっかりと見守る。

新規事業の大きな特徴は、既存の確立された事業より不確実性が高いということです。そのため不確実性にどのように対処していくのか?が新規事業戦略において、最も重要なポイントになります。

新規事業ポートフォリオ(図)