新規事業・事業開発研修

新規事業で求められる人材とは?

新規事業では、実際に事業を実行する現場に、多くの意思決定が求められます。既存事業においては、顧客/市場も商品/サービスもある程度固まっており、オペレーションもしっかりしているため、社員個人個人が仕事するときに毎回立ち止まって考える必要性は比較的少なくて済みます。

新規事業は、誰も分からない市場に、新しい商品/サービスで挑戦するがゆえにチャンスがあるのですが、それだけに様々な問題が起こり、その都度、一つ一つ解決していかなければなりません。

企業において新規事業を行う上でのジレンマのひとつが、新規事業こそ経験豊かでオールラウンドな能力を持った人材が求められるにもかかわらず、そういった人材が少ないということです。

そのため、勢い会社としても新規事業に充てる人材の選び方が場当たり的になってしまいがちです。人材選択の手法としては、新規事業、既存事業でのそれぞれの実績と、向き不向きでマトリックスを作り、バランスよく人選することです。

人を選ぶだけでなく、その後、新規事業を進めていく人たちに、きちんとリソースを与えてあげる必要があるのですが、お金や人だけではありません。新規事業には知っておくとためになるが、誰もがよく知らない情報があるので、それらの知識を一度確認したうえで進めるほうが効率的です。

研修カリキュラム

  • 新規事業実践コース
    チーム毎に編成し、各チームが実務の中で事業化を考えている案件を持ち寄り、講義とディスカッションを通じてビジネスプランへとブラッシュアップしていきます。
    最終的にはビジネスプランを評価し、事業化に向けて実行していきます。
  • MOT研修コース
    技術を製品やサービスにし、事業化するにはどうすればいいのか?について、マーケティングや知的財産など、講義と演習を通じて学んでいきます。
  • 新規事業ケーススタディコース
    新規事業の成功例、失敗例を学びながら、議論することによって、新規事業を疑似体験し、コツと落とし穴を学びます。
  • 事業計画書作成コース
    使える事業計画書、説得力のある事業計画書を作るためのコツを講義を通じて学び、また、実際に作ってみる演習を通じて作成力を養います。