BtoEがもたらす価値ー2015年11月新規事業トレンドレポート

2015.12.21

新規事業の動向を月次でお届けするレポート。2015年11月度における、PRTIMESを中心とした新規事業関連リリース数を業界別にまとめたところ、以下の通りとなりました。

2015年11月:新規事業関連リリース業界

IT・情報通信が約半数を占めており、次いで生活・サービスと続きました。
1位 IT・情報通信 46%
2位 生活・サービス 41%
3位 流通・小売・運輸 7%

2015年11月:IT・情報通信業界の内訳

IT・情報通信の内訳を見ると、IT情報サービス42%、ソフトウェア36%、通信サービス13%の順番でリリースが多く見受けられました。

BtoE、新しいマーケティングのフィールドを探る-業界の動向

今回は生活・サービス分野からマーケティング支援についての記事をご紹介します。

オフィスワーカーの健康管理を支援するオフィス向け野菜デリバリーサービス「OFFICE DE YASAI (オフィスデヤサイ)」を展開する、株式会社KOMPEITO(以下、KOMPEITO)は、2015年11月30日、オフィス向けの野菜販売網を活かしたマーケティング支援サービスを開始すると発表しました。併せて、今後の計画として、サンプリング支援やマーケティングリサーチ協力にとどまらず、企業の商品開発の支援やプロモーション支援、コンサルティング業務も展開していくと打ち出しました。

KOMPEITOはOFFICE DE YASAIで培った160社のオフィス販売網をフィールドマーケティングの場として提供し、企業がダイレクトに顧客の声を聞くサポートをします。導入企業先の従業員100人と接点が持てると仮定した場合、16,000人にリーチすることができるとし、フィールドの広さもアピールしています。

KOMPEITOは、オフィスというフィールドマーケティングの場の特徴として以下の2点を挙げています。

1点目は、顧客が100%オフィスワーカー(有所得者)であるため、健康意識が高い人が多く、業種やエリアで対象顧客をターゲティングできるということ。2点目は、一般の流通網と違い、オフィスという限られた場であることから、企業は小ロットで自社の製品をサンプリングできるという点です。

消費者のライフスタイルや流通環境の変化により、メーカーは顧客とのダイレクトな接点が減少しているとされています。それを受け、各種メーカーは卸売、小売店といった従来の販路に加え、消費者との新たな接点を獲得すべく奔走しています。

オムニチャネルという言葉も昨今よく耳にします。オムニチャネルの利点は顧客を中心に据え、あらゆる方法で接点を持つことで、ニーズを深掘りできることにあるでしょう。ニーズを深掘りすることでニッチな隙間市場を発掘することもできます。

BtoE(Business to Employee)市場をマーケティングフィールドとして開拓することが、次なるニッチ市場での成功例を生み出していくかもしれません。

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