AWS IoTとは?

2017.02.28

何かと何かがインターネットを介した通信をする「IoT(Internet of Things)」。ガートナーが2016年8月に発表した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2016年」を見てもまさにピークであるように、関連の商品やサービスが多数展開されています。今回、そのなかでも「AWS(Amazon Web Services) IoT」に着目。よく耳にするものの、いまいちイメージが湧かないというお声をちょうだいすることから、AWS IoTの主要機能について触れたいと思います。

AWS IoTとは?

AWS IoTは今のところ以下3つの機能を提供しています。
1. AWS IoT プラットフォーム
2. AWS Greengrass
3. AWS IoT ボタン

これらがあればIoTが成立するわけではなく、IoTに取り組むうえでの便利なパーツと思っていただくといいでしょう。

AWS IoTプラットフォーム

IoTシステム(基盤)を構築するために必要な機能をすべて、AWSが提供・管理してくれるというもの。AWSの各種サービス(LambdaやS3、RDSなど)との連携が簡単にでき、集めたデータの処理や分析なども容易なのが魅力のひとつ。

初期投資を抑えつつ、まずは簡易的にPoC(概念実証)を行い、結果が良ければそのまま実利用するといった使い方にも有効でしょう。

AWS Greengrass

簡単に言うと、「全てをクラウドで処理せず、デバイス側でも処理をする」という考え方を実現する為の、デバイスに入れるソフトウェア(SDK)です。このソフトウェアが登場した背景には「より高速に処理をしたい」「必要な情報だけをクラウド(IoTプラットフォーム)に送りたい」というニーズがあったためと言えます。

仮にクラウドですべてを処理しようとすると、通信量と処理が膨大になることが予想されます。実際、処理は可能だと思いますが、デバイスで処理をすることで、負荷が分散され、処理速度が早まります。また処理された結果だけを送るので通信量も減ります。今後さらにデバイスが増え続けると、付随してクラウド側の処理量が増えるので、自然な方向性とも言えます。

加えて、何かの処理にかかる負担を全体で分担し、特別に高性能・高価格になるポイントを作らないようにすることで、総合的なコストメリットが出る側面もあります。

AWS IoTボタン

「AWS IoTボタン」は、少し前(本記事掲載は2017年2月28日)に話題になっていた「1回の操作で注文できる「Dash Button」」 に対して、自分なりのプログラミングが可能となった デバイスです。ちなみに、話題になった「Dash Button」は、アマゾンでの購入を促進するべく、ECでの購買プロセスを他のECよりも短縮したというもの。
何でも適用できるわけではなく、「そんなに選ばなくていいもの」で「購入頻度が高いもの」が合っているので、「Dash Button」で買えるものが洗剤や歯磨き粉なのだと思います。
改めて整理すると以下のような象限にできます。

AWS IoTボタン

プライマルでもAWS IoTをはじめとしたIoT関連の新規事業のご相談を数多くいただいています。ご興味をお持ちの方は、以下よりお気軽にご連絡ください。

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